パケットの中身を解析して学ぶ Hokkaido.cap #6。
今回は“SynAck Caputure Nite 2011” のサテライト勉強会でした。
二つのセッションをサテライトで聞きました。
永続的パケットキャプチャノススメ(ネットエージェント株式会社 杉浦隆幸さん)
普段「ネットワークのトラブル解析」として使用することの多いパケットキャプチャを日常的に利用してみたというお話。
自分がネットワークを介してアクセスした物をすべてあとから再現できるという究極のライフログ。
- 会社内で使ってみた
- 家で使ってみた
- スマートフォンでとってみた
という、様々な利用シーンの事例。
こんな使い方もできるのかー、と驚きました。
目に見えないけれど確実に情報をやり取りしているわけだから当たり前なのだけど
あんなことやこんなことまで全部パケットの世界ではお見通しである!
というのに純粋にびっくりしました。
DEFCON29 CTF 本戦 パケット解析(Ghetto(@ghetto2199)さん)
DEFCONという世界があるのを知ったのは昨年かその前くらい(せきゅぽろで知りました)。
スーパーハッカーの集まるすごいイベントです。
今回は、実際に大会(本戦)に参戦した人の生のお話が聞けました。
本当に、スーパーハッカーは実在するのですね・・・。
現場の空気感が伝わってきた面白いセッションでした。
技術的なところはほとんどついていけなかったのだけど、「エクスプロイトコード」という言葉の意味を覚えました。
そういえば、今回DEFCONが開催された時期に、その話題が朝日新聞に載っていたなあ。
(うろおぼえだけど、セキュリティ犯罪による打撃/被害が大きくなった現代の話や、悪いハッカーとそれに対して戦う正義のハッカーみたいな構図の話だった)
知らない世界を覗けた、良い時間でした。
スタッフのみなさまありがとうございました。