bitbucketを我が家の一大プロジェクトの管理ツールとして使ってみた(途中経過)

この記事は「はじめてのアドベントカレンダー Advent Calendar 2018」 12日目の記事です。
11日目の記事は @kawagutiさんの「札幌スクラムトゥギャザーリング2018 に行ってきた!」、13日目の記事は @KO_SHO14さんが担当です。

わたしのこと

現在1歳0ヶ月の子供のいる母親 兼 個人事業主(オム子)としてコードを書いている毎日です。「母親業8:プログラマ2」くらいのバランスで生活しています。
働く母さんのタイムスケジュール(1歳0ヶ月 在宅ワーク編)」に詳しく書きましたので、働く母さんの毎日に興味がありましたら、ぜひお読みください。

きっかけ

2018年10月(子供 10ヶ月)に、夫が1週間の育児休暇を取得することになりました。
日頃から育児や家事に協力的な夫ですが、子供と二人だけで丸一日過ごしたことは一度もありません。
日々の成長は伝えあっているものの、毎日の生活リズムや、食べるもの、洋服、遊びなど、子供の基本情報の殆どは私が握ってしまっている状態
育児休暇中の生活をスムーズに進めるためには、私から夫への申し送り(引き継ぎ)が必須でした。
ただ、日々の子育てで、私にまとまって情報をアウトプットする時間がなく、子供は日々成長し(情報のアップデートが激しい)、夫も仕事があるのでまとめて情報をインプットする時間がなかなか取れない。

更にその頃、歩き出しそうな子供のための住環境の整備や、1歳の誕生日を迎える準備など、共有しておきたいタスクが細々と発生してきておりました。

そんなとき、ちょうどこの記事が話題となり「今日は育児休みます! 「育児の引き継ぎ資料」を作って夫に共有してみた」…

Slackの会話
Slackの会話(夫婦の情報伝達手段はSlack)

我が家のビックプロジェクトをツールで管理しよう案が持ち上がったのです。

選定理由

夫婦ともにプログラマであること、普段のやり取りがSlackであることなど我が家の前提条件からbitbucketがベストマッチしてました。

  • 夫も私もプログラマであり、bitbucketの使い方は一通りわかる(重要)
    – すでに二人ともアカウントを持っていたのもあり、導入も楽。
  • プライベートリポジトリが無料で作れる(重要)
    – これが(Githubではなく)bitbucketである大きな理由
  • 普段の生活上億劫がらずにアクセスできる(重要)
    – パソコン使える環境だったらアクセスできるので
  • 初期コストゼロ
    – ありがたい
  • issue管理とwikiの利用ができる
  • Slackとの連携が容易

使い方

プロジェクト構成

  1. Team(家族がメンバーのTeamを作る)
  2. Projects(“children”を作成、のちのち、”引っ越し”とか”旅行”とか大きな出来事があることを想定)
  3. Repositories(“子供の名前”で作成、将来的に増えても良いように)

リポジトリ

主に、ファミサポや病児保育で必要な資料をコミットしています。

Source
Source

issues

1歳のお祝いが無事に終わったところです。

Resolved
Resolved

これからのタスクはこんな感じ。

Open
Open

wiki

これは完全に私のアウトプットが遅れています。保育園に入園する頃には保育園関係の共有事項がもっと増える予定。

Wiki
Wiki

結果

実は、基本情報のwikiへの記載はほとんど間に合いませんでした…!
結局はタイムテーブルを紙ベースで共有して(部屋に張り出して)、不明点だけをクリアにしておき、もし困ったら適宜Slackで問い合わせるという運用に。
心配もありましたが、Slackでの問い合わせも殆どなく、夫の1週間の育休は、大きなトラブルもなく無事に終了しました
私は毎日、外出してコードを書いたり(コワーキングスペース等を利用)、友人とランチをしたり、一人でカフェでコーヒーを飲んだりと、存分に毎日を満喫することができました。(1日だけ夜に飲みにも行けたよ!!! 出産後初、n軒もはしごしたよ!!!)
また、この育休は夫に大きな自信をつけてくれたようで、育休以後、あれこれ準備しておかなくても私が一人でポーンとお出かけしやすくなりました。

育休期間にはあまり使えなかったbitbucketですが、1歳の誕生日の準備に向けて、issue管理が大活躍。直前に母子が風邪をひくというアクシデントがありながらも、リポジトリを作っておいたことで、祝いの儀を恙無く終えることができました。

良さげな面

  • Issue便利
    – タスクをアウトプットしておく強みはすごい、忘れててもbitbucketが覚えててくれる。
  • Slack連携つよい
    – どちらかがissueを更新してSlackでがやがや意見を出して進められる。
  • Wikiが残っていく
    – ちゃんと更新できれば成長記録になっていってくれる…はず(希望的観測)。
  • リポジトリアイコンに子供の写真を使う
    – なんてったって癒やされる(親バカ)。

使いにくい面

  • Issue Typeをカスタマイズしたい
    – これはまあ、本来の使い方から外れているので仕方ない
  • スマホでのアクセスがやや面倒
    – これは良いアプリを探せば解決できそう(だけど探していない)

今後にむけて

  • 保育園入園準備
    – Issuesが大活躍する予感。
  • 保育園入園後の情報共有
    – お迎えとか、持ち物とか、週次タスクとか、私がダウンしても大丈夫なようにWikiを使ってなるべく共有したい。
  • エクスポート手段を考えておく
    – サービスが無くなるリスク。

まとめ

ジャストフィットしてる!というまでのフィット感はまだありませんが、何もないよりかなり良い状態である、という認識です。
このプロジェクトはだいぶ長くなる予定なので、プロジェクト管理ツールは気長にPDCAしながらうまく使っていきたいです。

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