2011年は、「思い描いていたのと全然違う形でやりたいと思っていたことに近づいた。」そんな年でした。
やりたいと思っていたこと
2010年の終わりに、私は今年の目標としてこんなことを言っていた。
- もてなされるだけじゃなくて、もてなす、楽しいことを伝える側にたつ
- 素敵な情報を発見するハードルを下げたい、リーチを楽にしたい
- 「勉強会内容」じゃなく「勉強会雰囲気」の感想を届けたい
- 勉強の内容より勉強会そのものを知りたい
で、そのために、北海道の勉強会情報に特化した情報を流す何かを自宅サーバーから届けたいなと思っていたのです。
実際にやったこと
- ブログをたくさん書いた
- 勉強会のスタッフをした
- 読書会を主催した
あれ、全然、違うじゃないか、と。
自宅サーバーどこいったんだ、と。(←いるにはいます、生きてます
ブログをたくさん書いた
今年の寺子屋未満に投稿した記事数は57本。
(昨年、一昨年は10本程度)
月平均4本以上書いていることになります。
ブログの投稿数がこんなことになるなんて、今年の頭には思ってもみませんでした。
何故こんなに増えたかというと、
6月頃に「参加した勉強会の情報はすべてこのブログに書こう」と決めた
からなのです。
いつ決意したのか、なにが原因でそうしようと思ったのか、全然覚えていません。
ですが、ブログを書くことで、技術的な感想だけじゃなくて、参加した自分がどう感じたか、どこをどのように良いと思ったかをきちんとアウトプットすることができたように思います(実質半年分だけど)。
やってみたら、思ったよりも苦痛ではありませんでした。
それに、その場で何かをきちんと得て、帰ってから言葉にしようという思いが強くなった。
ただ参加して消化するのではなく、より良い形で勉強会に参加できるようになった。
1つ1つを大事に思うようになった。など、勉強会に対する自分の姿勢も変化しました。
技術的な成分は少ない記事だけど、勉強会がどういうものか、イチ参加者として何を感じたか、これからも誰かに伝わるかもしれない記事を書いていきたいと思っています。
勉強会のスタッフをした
昨年の札幌Ruby会議03のスタッフに引き続き、今年はOSC北海道2011を筆頭に、色々なイベントや勉強会のお手伝い側の経験もさせていただくことができました。
「やってみたい」と「実際にやってみる」の間にある大きな違いを実感できた年でした。
何事もやってみなければわからない。
「やりたい」を「やってみる」に変える1歩が大事、と学びました。
また、スタッフというのは参加者と反対の立ち位置にいるのではなく、同じ方向にいるんだなということにも気がつけました。
向かい合っておもてなしをする時間も、もちろん大切なのだけど、同じ方向から少しだけ遠くや深いところが見れるのがスタッフなのかなと。
1つのイベントについての様々な見方、感じ方、楽しみ方なんかをもっと伝えていけたらいいなと思います。
読書会を主催した
8月から、アジャイルサムライ読書会@札幌道場を開催しています。
今年のはじめに、自分が何かを主催するなんて全く考えてもいませんでした。
日本Ruby会議に参加して、開催中にアジャイルサムライに出会い、自分で何かをやってみたいと思った30歳の決意から、気がついたらこうなっていました。
11月には、読書会がご縁でスライド発表もさせていただきました。
読書会を開催できたことは、自分にとって大きな1歩だったんだなあと振り返って改めて思います。
なにせ、初めて伝える側になるきっかけとなったのですから。
2011年総括
最初に思い描いていたのとは全然違うのですが、
- もてなされるだけじゃなくて、もてなす、楽しいことを伝える側にたつ
- 素敵な情報を発見するハードルを下げたい、リーチを楽にしたい
- 「勉強会内容」じゃなく「勉強会雰囲気」の感想を届けたい
- 勉強の内容より勉強会そのものを知りたい
この、思いには着実に近づいていけた、そんな気がするのです。
人生何がどうなるかわからないものだなあと。
なんというか、振り返ってみて一番の感想は「びっくり」なんですよね。
その時々の自分の気持ちや勢いを大事にして良かったな、そんな風に思います。
2012年
今のまま、思うがままに、ぶれない気持ちで進んでいこうと思います。
特に、「リーチを楽にしたい」「楽しいことを知るためのハードルを下げたい」という思いについては割と長期的な目標として取り組んでいきたいなと考えています。
その1つとして「勉強会レポート」はこれからも続けていこうと決めています。
自分が今ここでこうしているのは、楽しいということを知ることができたから。
何かをきっかけにして、「楽しい」と感じて、勉強会などに関わる人が増えていったらよいなー。
うまく言えないのですが。
何らかの良い影響を自分も誰かに届けることができたら良いなと思うのです。
あとは、個人的な技術力の向上。
今年も新しい事に触れ、自分のスキルもちょっとだけアップしたのを感じます。
でもでも、もっと磨きたいことがたくさんあります。
きちんと手元に揃えておきたい道具をそろえること、使いこなしていくことが来年の目標です。
来年もサボらずに、自分のペースで歩んでいきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。