2012年3月24日(土)に開催されたAgile Samurai Dojo Gatheringに札幌道場代表として参加してきました。
とっても楽しかったです!
参加できて本当に良かった。読書会をはじめて、そして続けていて、良かったなという気持ちでいっぱいです。
たぶん、とても長くなると思いますが、当日の気持ちを残しておきたいと思います。
アイスブレイクまで
前日に札幌から東京へ。久しぶりの東京ー!(東京はたぶん昨年のRubyKaigi以来...)
飛行機の中では珍しく寝なかった。
緊張感(今となっては高揚感もある)に包まれていました。
やや眠れないまま、当日。レッドブル片手にOracle青山センターへ。
(大きい!!!都会だー!!!)
ドキドキしながら受付をして初めて気がついた。
違う色のネームカード。
記念すべき生まれて初めての「Talker」としてのイベント参加になりました。
このあとしばらくそわそわしていたのだけど、同じテーブルになった人とお話をしたりするうちに
「楽しまなきゃ損だー!!」
という気持ちに切り替える事ができました。
だって、この場所にいるんだもの。
Jonathanの基調講演
“Personal Influences And Motivations Behind Agile Samurai”
アジャイルサムライという本を執筆したJonathanの個人的なモチベーションのお話。
アジャイルサムライはStarbucksの角の席で150杯のコーヒーと共に執筆された。
クリエイティブになるために必要な二つの事。
- Boundaries of space.
割り込みをなくす 誰にも邪魔されない場所へ行く - Boundaries of time.
創造性の女神が戯れる時間の始まると終わりをお膳立てする
時間を区切る やる時間を区切る
これは執筆だけじゃなく、スライドを作ったり、プログラミングをしたり…大きさは様々であれ、自分にも訪れるクリエイティブさが求められる時間のヒントになりました。
Jonathanがアジャイルサムライを世に出すためにアピールした事。
- パッションを伝える
- 何が現状の課題かを伝える
- サンプルを作って送る
- 続ける
アジャイルサムライ執筆の裏話とともに、新しい事をはじめるために強い気持ちを”持ち続けた”人の生の声を聞く事ができました。
スポンサーセッション
各会社さんの事例紹介。ゲーム業界はアジャイル開発との相性がよいのだなあという印象を受けました。
でもどこもすんなりうまく行っているわけではなく、試行錯誤している形を知る事ができました。
アルティネット(@heroween)さんのアジャイル開発の炎上経験(時間切れになってしまったけど)はとても興味深かったです。
@heroweenさんから「ウォーターフォールで炎上した事はなかったんだけど、初めてアジャイル開発をしたら炎上した」という話をワールドカフェで聞き、かなり衝撃を受けました。
当日は時間切れになってしまいましたが資料がアップされています。
永和システムマネジメント(@papanda)さんの発表では
「ESM is community.」
と言いきっていたのがとても心に残りました。
エムティーアイの古賀さんのプレゼンはとても面白かった。笑いどころがありつつ本質を伝える技術。
札幌道場の紹介
ここでランチタイム。お弁当を食べつつ、各道場の紹介です。
北は北海道、南は京都まで、会場に集まりました。
かなり喉からっからでしたが、3分で終わらせる事ができたので良かったです。
この発表をきっかけに、同じテーブルに京都道場主、渋谷道場主がいることが判明。
そのあと席を移動するまでいろいろお話する事ができて良かったです。
角谷さんの講演
“訳出にあたってやり残した12のこと”。
「アジャイル宣言の背後にある12の原則」について。
翻訳前の原則を1つ1つ熱く語っていくのを見て、原著を読んでみたいという気持ちになった。
ワールドカフェでの「明日からやること」にも「原著を読む」って書きました。
そしていま、札幌に戻ってきて、原著を注文したところです。
サムライ戦記 – 導入編
導入編の3番目に話をしました。
前の二人の話がとても面白く、すごく生々しい”現場”の話を聞く事ができました。
が、極度の緊張で、記憶が飛んでいるのです。実にもったいない。
自分が発表した資料はこちら。
発表の方法など次回に生かしたい反省点は多々あるのですが、アジャイルジャパン札幌サテライトなどで感じた事、今考えている私が伝えたい事を言葉にできたのでよかった。
別トラックでやっていた実践編のお話も聴いてみたかった。
ワールドカフェ
はじめは、どう参加していったら良いのかわからなかったのですが、2回目・3回目当たりから楽しくなってきました。
積極的にあの席へ行こう!と動けるようになったのは3回目かな。
たくさんの人とお話ができるワールドカフェはとっても楽しかった。
私が参加したテーブルのお題はそれぞれ以下。
- 明日からはじめたいこと
- チームを巻き込むためにはどうすればよいか
- なぜアジャイルをやりたいのか
札幌でもやってみたいな。
@nawotoさんのお話
“以上だ、諸君!”
今日の経験を明日からどう生かしていこうか。
果たして活かせるんだろうか。また現実に戻るのだろうか。
そんな気持ちになっていた最後のさいごのnawotoさんのセッション。響きました。
勇気をもらえた言葉達。
- 現状の問題が解決される日がくるのか?そんな日なんてこない。待っていても仕方がない。
- 「立つ準備をすること」 < 「前に立つこと」 < 「光の前でうまく踊ること」
- 改善のための努力を惜しまず続けているか?
- 良くない事を見逃さずに正す事
- 弱小でもスーパーヒーローになろうとすればなれる(ただし、時々お腹を刺されるかもしれない)
ビアバッシュ
今までリモートでしかお話した事のなかった人とついにお話をする事ができました!
Jonathanとも写真を撮ったり話をしたり!
また、他の道場主の人とお話ができたのがとても嬉しかったです。
読書会を進める上で、ここってどうしてる?どういう風にするのがいいのかな?というのを同じ立場の人と話をする事ができた。
リモート共同読書会実現できたらいいなあー!
さいごに
このような素晴らしい機会を与えてくれた皆様、
北海道から念を送ってくれた皆様、
いつもたくさん刺激をくれる周りの皆様、
全てに感謝しています。
ありがとうございました。
いろいろと感慨深いこの気持ちは、うまく言葉にできないので行動で返していきたいと思います。
やっとスタートラインかな。
これからも、前に進んでいこうと気持ちを新たにして、この長い記事を〆たいと思います。
翌日の梅はとても綺麗だった。
(雪で帰りの飛行機飛ばないかも!?なんて危機もあったけど)
(そして今日もしんしんと雪は降っているけれど)
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