第26回北海道開発オフに参加しました

3月31日(土)に行われた第26回北海道開発オフに参加しました。
なかなか自分のやりたいことにまとまった時間を取る事ができなかったので、まったりと有意義に過ごす事ができました。

シェルスクリプト事始め

Software Design 2011年3月号に載っている「シェルスクリプト事始め」の第一部を読みながら、シェルスクリプトを書いてみました。
ロジックが必要なシェルスクリプトを書いた事がなかったので、新鮮な気持ちで臨みました。

最終的に書いたのはこんな感じでファイルに実行権を与える事のできるスクリプト。

#!/bin/sh
for file
do
  if [ -x $file ]
    then echo "$file には実行権があります"
    else echo "$file には実行権がありません"
         echo -n "実行権を付与しますか?[y/n]"
         read answer
         case $answer in
           y) chmod +x $file
              echo "$file に実行権を与えました"
              ls -l $file
              ;;
           *) echo "$file は変更されませんでした"
              ;;
         esac
  fi
done
echo "$# 個のファイルを処理しました!!!"

気になった事

  • 何故 if の終わりが fi なのか?
  • 何故 case の終わりが esac なのか?

歴史的背景があるのかなあ。esacは覚えられない。

モチベーション3.0を読む

先日行われたAgileJapan札幌サテライト。その中の基調講演で紹介されていた本、気になったので購入しました。

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
ダニエル・ピンク
講談社
売り上げランキング: 1117

手元に届いたのが開発オフの前日だったので、じっくり読みました。
まだ、第1部の途中までです。
今は「目の前に人参をぶら下げられただけでは、人間のやる気が上がらない(むしろ逆効果になることもある)」という話を事例とともに分析していっているあたりを読んでます。

開発オフの最後の発表では本に載っていた以下の2つの例を話ました。

人間は自分の利益になることであれば必ず実行する?

Aさんが1万円をBさんにあげるとします。
そのとき、AさんはBさんに条件をつけました。

  • Bさんはそのお金をいくらかCさんに分けなければいけません。
  • BさんがいくらCさんに分けるかはBさんの言い値で決まります。
  • ここで、Bさんの言い値にCさんがOKすれば、AさんはBさんにお金を払い、BさんはCさんにお金を分けます。
  • しかし、Bさんの言い値にCさんがNOと言えば、Aさんはお金をあげません。BさんCさん共にお金をもらえません。

このような条件下で実験を行ったとき、Bさんの言い値が1万円の5〜6割であれば、交渉が成立し、BさんCさん共にお金をもらえる確率は高かったのですが、Bさんの言い値が1〜2割だと、交渉が決裂し、両者ともにお金をもらえないケースが多かったそうです。
ここで、考えたいのはCさんの立場です。
Cさんは元々もらえる予定のなかったお金が手に入るわけですから、割合がいくらであっても「自分の得になる事」のはずです。
しかし、なぜ、1〜2割だと自分の利益をふいにしてしまうのでしょうか。
・・・というようなところから、「人間は利益になる事であれば必ずモチベーションが上がるのか?」という話につながっていきます。

楽しいことか仕事か?

幼稚園児を複数のグループに分け、次のような実験をしました。
1日目。あるグループには「絵を描いたらご褒美をあげるよ」と教えます。そして実際にご褒美をあげます。
別のグループにはなにも伝えず、ご褒美もあげません。
2日目。両方のグループにご褒美をあげません。
そうすると、1日目にご褒美をもらっていたグループの子供達は絵を描く事に対する意欲が少なくなったそうです。
ご褒美をもらっていないグループは2日目も楽しく絵を描いていました。
「報酬が発生する時点で、楽しいと思っていた事も仕事になる、その瞬間、内部からやりたい!と思う気持ちが薄れる?」というところから、モチベーション2.0と呼ばれる現代の「飴と鞭」のシステムのよくない点を分析していきます。

事例はだいぶはしょっているので、詳しく知りたい人はぜひ本を読んでみると良いと思います。
個人的にはこの本は小説と同じ、右開き・縦書きで、非常にしっくりと読みやすいです。
時間をみて読み進めたいと思います。

開発オフ恒例ランチ

今回もスープカレーで。カリー・ディ・サヴォイ Curry Di. SAVOY というお店に行きました。
トマトと湯葉と豆腐のスープカレーです。
湯葉としっかりした豆腐と豆腐ハンバーグみたいなものが入っており、けっこうお腹いっぱいになります。

P3312346

辛かったのだけど、もう少し辛いのも食べてみたくなりました。
あと、キーマカレー気になった。
スペアリブもかなり気になった。

今回も楽しかったです。30回目指して!ゆるーく続けていきたいですね。

2 comments:

  1. え?fiもesacも覚える必要なくない?
    ifとcaseの逆さまだってことはわかってるんだよね?

  2. まえださん
    わかってるのですが、fiはともかくesacは手が全然覚えないw
    書きにくいって感じます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください