2013年10月15日(火)に開催された、「Java Festa 2013 in 札幌」に行きました。
今年も豪華な講師陣のセッションをたくさん聞く事ができました。
Beyond アジャイルサムライ(西村 直人さん)
「今日は一緒に考えてみよう」ということで、セッション中に「隣の人と話し合ってみましょう」という時間があったのがびっくり。
初対面の人と話し合いをしました(同じ問題を共有していたので思ったよりも話がはずみました)。
質疑応答の時間も充実しており、翌日からの仕事のヒントを貰う事ができました。
西村さんから「アジャイルのメリット/デメリット3ステップ」も聞けて良かった(前日のScrum Boot Camp Premium in 札幌で宿題となっていたのでありました)。
- チームの色を作って会社の差別化要素にする
- 東京が有利なわけではない札幌に利がある部分も多い
- チームワークとして「トータルにできる人間」
- 「もったいなくないですか?」をきっかけに交渉
- スキルマップ(技術だけじゃない部分も含めて)
- 自分一人でやり始める事は思っているより簡単だけれど続かない
- 「今何困ってるの?」から開始する取り組み
- 場に連れて行く人を増やす
SQLアンチパターン – 開発者を待ち受ける25の落とし穴(和田 卓人さん)
「SQLアンチパターン」で紹介される25のアンチパターンすべての紹介。
昔見た事あるもの、自分がハマったものもありました。
今の開発現場だと、フレームワークが発達して直接SQLを書いた事がないという人も結構いるようです。
そんなこれからの時代、SQLってどのくらい重要になるのかなあという疑問があったのですが、(講演が終わってから和田さんに質問させてもらいました)そういう時代であってもSQLを使わなくなるということはない、データのマイグレーションやパフォーマンスチューニングで必ずSQLは必要、エンジニアの武器となるという答えをいただけました。
買うかどうか迷っていたのだけど、その場でポチッと購入しました。
SQLを読むのが好きなのでゆっくり読んでいきたいです。
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基礎からわかるDevOps(吉羽 龍太郎さん)
DevOpsのお話、というよりは、DevOpsがうまく適用される開発現場のお話でした。
やはり、アジャイルとDevOpsの相性はばっちりですね。
「DevOps」そのものを意識した事がなかったので(この単語も最近知りました)、運用も含めた開発の現場について見識を深めておきたいなあと思いました。
ちなみに「Devの人? or Opsの人?」と挙手する場面が最初にあったのですが、今の現場はDev=Ops=自分、なのでどちらに上げて良いのか迷って中途半端な挙手になってしまいましたw
Opsの事を知りながらDevできているというのは良い経験なのかもしれない。
Java Puzzlers: Attack of the Object#Clone(櫻庭 祐一さん, 寺田 佳央さん)
オープニングムービーがSTART WARS!!! セッション中もずっとテーマソングが流れていて楽しかったです。
実際の問題は歯ごたえのある物が多く、とても難しかった!!!
Javaで知らなかった事(言ってしまえば普通の開発では使わないような知識)がたくさんでてきて、頭の体操にもなるし、面白く、楽しい時間を過ごしました。
スライドはこちら。是非問題に挑戦してみてほしいです。
http://www.slideshare.net/tyoshio2002/java-puzzlers-2013-at-javafesta-japan
ちなみに奇跡の3問正解!タンブラーを貰いました。ありがとうございます。
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今年が10年目の区切りとなり、JavaFestaはいったん終幕とのこと。
来年からどうなるかわかりませんが、ひとまずは実行委員の皆様、お疲れさまでした。