TeamGeek 読書会@札幌 -6を開催しました

5月14日(水)にTeamGeek 読書会@札幌 -6を開催しました。
今回は「リーダーシップパターン(目指すべき姿)」についてでした。
私は今回の範囲に載っている「電車を止める人の例え」が好きです。

話したこと

こうありたいけどここが難しい
努力してこうありたいけど、なかなか難しいよね、にんげんだもの…
自分の感情面のコントロールと、「自分がやった方が速い」からの脱却は難しいという声があがりました。
意識しているのとしていないのでは大違いなので、心に留めておきたいところでもあります。

  • 能力や成果を尊重するという相手への信頼
  • 自分のマイナス感情や愚痴を表に出さない
  • 冷静さを保つ
  • アドバイスを求められたら解決するのじゃなくて手伝う
  • 教わる側が何を(どのくらい)求められているかがわかる力
  • 相手を信頼した上で建設的批判ができる

身近なリーダーの話
リーダーになっている人や、リーダーのもとで働いている人達。
今回の年齢層的にいろいろなプロジェクトを経験している人が多かったので、様々な経験談が聞けました。

実際の経験で良いリーダーだったと感じたポイントとしては(反面教師も含めて)

  • メンバーが当事者意識を持つような働き方ができる
  • 外部(上層部)の防御壁になる
  • 何をやりたいかを聞いてくれる、将来的なビジョンも含めて

などが挙がりました。

ポストモーテム
失敗をどう生かすか、の話。
ポストモーテムを長くやっている人達の話を聞くと、どうしても形骸化しがちなそうです。
後に生かすための「文書化」は必要なのだけど、書類をつくることがメインになってはいけない。
原因や対策については形式的に話すのではなくてある程度フランクにざっくばらんに話した方が良い場合もあるよね。
(数値がどうこうというだけじゃない)
というような話をしました。

参加者の方で「昔はポストモーテムをいかに自動化して時間をかけずに定型的に書くかを考えていたけれど、最近はそれは違うと感じている。」という意見が印象的でした。

Bookメモ

読書会での発見した誤植っぽいもの。

  • P.77 前戦で働く人たち → 前線で働く人たち
  • P.86 Benがあるエンジニアのマネジメントをしてときのこと → エンジニアのマネジメントをして”た”ときのこと

読書会の進め方

だいぶ慣れてきたのか、私自身もディスカッションにきちんと参加できていると感じています。
そしてディスカッションの時間が濃いめ(無駄がない)。
話し合いしやすいトピックだからかもしれないです。

前回のアンチパターンと今回のリーダーシップパターンとを合わせてリーダーとして目指すべき姿を考えたとき、自分に何が足りていないのか、という点が少し見えてきた気がします。

次回は 6月18日(水)開催です。
TeamGeek 読書会@札幌 -7

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