2016年9月27日(火)に開催された、せきゅぽろ ナイトセミナー #11に参加しました。
平日夜に開催されている勉強会に参加するのは、2016年で3ヶ月ぶり2回めです。
会場に到着した時、既に参加者がびっちりで驚きました。
本日のプログラム
- 「IoT時代のサイバーセキュリティーと情報モラル」~激しく変化する時代にどう身を守るのか~ – 後藤 悦夫さん(一般社団法人 日本スマートフォンセキュリティ協会 利用部会長)
- 「ドローン活用によるIT農業の可能性」~精密農業で実現する農業の見える化~ – 田上 利博さん(一般社団法人 セキュアドローン協議会 事務局長)
気になったこと・感想(メモより)
「IoT時代のサイバーセキュリティーと情報モラル」
- IoTガイドラインは開発者目線なので、啓蒙のために一般の人に伝わりやすいように紐解いていく必要がある
- インターネット化 = 「つながる」時代
- 「実在空間」と「サイバー空間」の境目がわかりにくくなっていく
- 技術の進歩に人間がついていけない(制度・法律・倫理)
- 実在する空間では「人間が本能的に持つ能力が有効」:五感 + 第六感
- 歩きスマホと二宮金次郎の違い
– 五感も仮想空間に使うことで現実空間の危険認識が手薄になる - IoT時代のサイバーセキュリティ: 「機密を守る」から「動作(制御)」を守る
- これから注意すること
– 何でもかんでもネットに繋がない
– 信頼できる製品を選ぶ
– 初期状態のまま使わない
– 使わなくなったものをネットに繋ぎっぱなしにしない - 今時点で明確な「安全基準」がない。車と同じように安全基準を策定していくべき
- IoTの普及と東京オリンピックが重なる:世界中のハッカーに狙われる
- 一つの整備の目標としての東京オリンピック
- 「私たちは好むと好まざるとに関わらず、サイバー空間の中で生活している」
「ドローン活用によるIT農業の可能性」
- ドローンとラジコンの違い(知らなかった!)自律・完全自律 -ドローンは自分でホバリングする
- スマートフォンの進化の派生で現在のドローンがある
- 精密農業 – ITを活用した農業
- 思っていた以上に、ITを活用した農業が進んでいて驚いた
– でも日本は「まだまだ」らしい - セキュアドローン協議会にまだドローンメーカーは参加していない
- ドローン(高価)濡らせない – 雨に弱い、台風困った
- 実際の現場で活用事例が出てきている
- 今は「何に使えるのか」を実証している段階のためセキュリティは手薄
- 使いみちがはっきりと見えてきたらセキュリティ対策を行っていく