「Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか」を読み終えました。
自分が今必要としている本を良いタイミングで読めた。うれしい。
各章の心に残ったキーワード
- 第1章
HRT
– 常に自分を振り返ってHRTが足りているか確かめたい。仕事以外でも大切な三本柱。 -
第2章
チームの文化に気を配っていないと強烈な個性を持つ新来者の文化が根付いてしまう
– 自分が新しい場所に行ったとき、まずそのチームの文化を感じること。 -
第3章
リーダーはマネージメントをするのではない
– 繰り返し読む、すべての電車の前に立ちはだかるという例えが好き。 -
第4章
善人と悪人の境界線を引くのではなく、有害な振る舞いを追い出す
– すべてを受け入れるのではなく文化を守るためのラインを引いておくこと。 -
第5章
許可を求めるより寛容を求める
– 何度も読み返す事になりそう。今までは、プランBを選択した割合が高い。 -
第6章
ユーザーのことを忘れない
– 誰のためにソースコードを書いてプロダクトを作っているのか。
昨年じっくり読んだ「リーダブルコード」では、”プログラマとしての自分がやるべきこと・目指すべきもの” を見据えることができたのに対し、Team Geekでは”チームで何かを作ること・どのようなチームにしていくか・組織の中での個々の振る舞い” について考える事ができた。
自分の中でこの二つの本が一続きになって理解できるような感覚があった。
自分が注力している事が変わっていくのと同じタイミングでこの2冊の本を読むことができたからかな。
Team Geekを読んで、他の人がどのような感想を持ってたのかを聞いてみたい。
札幌で本の感想を持ち寄るような読書会をやってみたいな、と思っている。
Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか
posted with amazlet at 13.10.23
Brian W. Fitzpatrick Ben Collins-Sussman
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メモ:正誤表が出たら確認する
※ 92ページの図3-10は矢印のキャプションが逆のような気がする
※ 169ページの会話の鍵括弧の位置(無理ですよ。」)
※ 175ページ 表明”した”が