11月27日(水)、TeamGeek 読書会@札幌 -1を開催しました。
この読書会は「TeamGeek」の読書を通じて
- それぞれの現場の開発について考える
- 現場やチームについての不安を解消するヒントを得る
- 一人のエンジニアとして「他人の理解」「コミュニケーション」「コラボレーション」能力の向上を考える
事を目的としています。(最後のはTeam Geekのミッションステートメントとなっているものです)
今回は「推薦の言葉」から「1.5三本柱」まで。
参加者
今回はリモート含めて6人でした。現在のチーム状況は次のような感じです。
- 2人チーム
- 5人チームのリーダー、3年間同じメンバー
- 6人チームのサブリーダー
- 1人でやる作業も多いが2人チーム
- 3人チーム
- サブプロジェクトは3人チーム、プロジェクト全体は…把握できていない
話したこと
今回は冒頭部分だったこともあり、自分のチームの話というよりはエンジニアとしての自分の行動を振り返ってみて、という話が多かったです。
覚えている中で印象に残った話。
自分が経験したことがなかったのでイマイチ状況がつかめなかったことについて、経験者の話が聞けて良かった。
- Privateリポジトリがほしい気持ち
– わかる
– 公開する怖さと恥ずかしさがある(GitHub)
– ブログを書けるならソースコードも公開できるはずなんだけど敷居高い
– 最初はプルリクエストから慣れていけばいいのかな
– 知っている人へのプルリクエストは敷居ちょっと下がる
– プルリクエストが来ると嬉しい、でもソースコード叩かれないかと怖い気持ちある - 海外の学生がグループプロジェクトで人間不信になったのはなぜだろう
– 同じようなグループプロジェクトのある大学だったが人を信頼すると痛い目にあった
– なにもしないで結果だけ享受する人もいて、自分がちゃんとしないとダメだと思うこと多々 - 共有することで早く解決したという経験はたくさんある
– 自分でハマっていたのが質問したら即決だとか
– でも、質問して良いレベルなのかどうかって悩んだりする
– 相手の忙しさとか気分とか気にしすぎちゃった経験ある
現場の悩み
-
入社2年目から入社1x年目まで幅広い参加者層だったので、色々なノウハウの共有が行われた気がする。
- プロジェクトでみんなが同じ質問をする事がよくある次に同じ質問をしないようにするにはどうすればよいだろう
– wikiを育てる
– gitでマークダウンをコミットして共有 - GitHubってみなさんどんなものをあげる場所なんですか?
– いろいろ
– 気軽に使ってよいもの(だけどなかなか公開できてない…!)
– gistにコード片を保存 - 共同編集の場の秩序を保つ工夫って何かありますか
– ボーイスカウトルール
– レビューがあると思うと気が引き締まる
出てきた疑問
- [はじめに]対象読者の「マネジメント」にかぎかっこが付いているのには何か意味があるのだろうか
- [はじめに]学生のアンケート結果、公式なソースがあるのだろうか
– 参加者の2年前まで学生だった人の意見がアンケートの結果通りだったので概ね間違えていないのだろう…
読書会の進め方
この読書会は「エクストリームリーディングっぽく」やろうということで、章を区切って各自が黙読し、全員が読み終わったら読んだ部分について話し合う、という形式で行いました。
今回は、読み終わるまでは相互に質問などを話し合うのはNG。
実際やってみると、少し手持ち無沙汰になったり、話そうと思っていたことを他の人の話を聞いている間に忘れたり、ということがありました。
それを踏まえて次回は以下の2つを新しく取り入れてみることにします。
- 1回で読む範囲 – 話し合いがしやすい、意味のある単位で区切る
- 質問を書き留める – 気づきや質問を付箋紙に書き留めながら読み、その付箋紙を元に話し合いをする
次回は12月16日(月)。
申し込みページはこちらになります。
TeamGeek 読書会@札幌 -2
この本で一番重要(だと思っている)HRTの話が出てくるので楽しみです。
Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか
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Brian W. Fitzpatrick Ben Collins-Sussman
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