TeamGeek 読書会@札幌 -5を開催しました

4月2日(水)にTeamGeek 読書会@札幌 -5を開催しました。
今回は「3章 船にはキャプテンが必要」から。
参加者にリーダー/マネージャー経験者の人とそうではない人がうまく混ざり合っていて、色んな立場からの話を聞くことが出来ました。
自分の見えていない側からの話は新しい発見がたくさんあります。

話したこと

リーダーになりたくてなる?
「誰もやらないから仕方なく」「上司に言われた」という形ではなく、「やりたいです!」と手を上げてリーダーになったことがあるか、みたことがあるか。
…というところから、それぞれのリーダー観、経験してみたいか否かなど、「リーダー」についてみっちり話ができました。
特に、リーダー経験のある人達の話は、イメージが沸かずモヤモヤしていた部分を形作ってくれた。
リーダーとしてのより良い振る舞いはどうやって学んでいくのか、自分の仕事量はどう見積もるか、生産性の欠如を感じないか、大事にしていることは何か、などなど。
リーダーとは、「判断して決めて責任をもつ」ことが一番大事な役目なんだな。

アンチパターンあるある
参考にしたくないリーダーのパターン(リーダーの振る舞いが原因でチームが崩壊する危険のあるパターン)について。
身近であったなあ、自分のいたチームで起きたなあ、など、それぞれ思い当たることがあったようです。
私自身は、[3.4.2 パフォーマンスの低い人を無視する] [3.4.3 人間の問題を無視する] [3.4.4 みんなの友達になる] あたり耳が痛かった。正直昔を思い出して少し胃が痛くなりました。あの時(アンチパターンだと認識して積極的に改善しようとしていたら)もっと何かできたんじゃないかという気持ちが残っているからだと思う。

ディスカッションは主に「これら(よくある)アンチパターンに遭遇した時、どう対処した/対処すればよいか」という話になりました。皆さんそれぞれに、苦労したり失敗したり乗り越えたりしてました。
実体験の話は面白い、そして言葉が本物だった。
今度何か自分の周りでアンチパターンに陥りそうになった時ヒントにしたい。

あとは [3.4.5 採用を妥協する] の話。採用にも色々な場合があって(一時的なチームメンバーや正社員採用など)、全ての採用を妥協しない、とするのは難しい。母体となる会社が大きくなければ尚更。
そのような状況でなるべく妥協せず、良い人と巡り合う・良い会社/チームに巡り合うためにはどうすればいいだろうか、という話をしました。採用する側・採用される側・大手企業・転職経験者等、様々な人の話が聞けてとても良かった。

読書会の進め方

良いテンポで進めていけたと思います。
付箋も効果的に使えました。特に人数が多いと各自の意見が漏れないようにするのに役立ちました。
反省点は、20分ほど時間オーバーしてしまったこと。
いつもより参加者数が多かった分、色んな意見が出てくるので時間もかかってしまいました。
その分実りの多い話し合いになったとは思う。
次回は、最大延長10分以内にとどめるようにしたい。

次回はGWを挟むため、少し開いて 5月14日(水)開催です。
TeamGeek 読書会@札幌 -6

読書会用チャットルームでジョジョが元ネタになっている所を教えてもらいました。

『任務は遂行する』『部下も守る』
「両方」やらなくっちゃあならないってのが
「幹部」のつらいところだな覚悟はいいか?
オレはできてる

ジョジョ読まないとなー。

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