昨年汐留で開催されたRubyKaigi 2015に参加しました。
随分前のような気がしますが、実はあれから2ヶ月くらいしか経っていないのか…
今回はチケット販売開始されてから半ば勢いで購入&宿と飛行機をすぐに手配しました。(宿が高くて泣ける)
仕事がどうなるかわからなかったのですが、エクストリーム出社などを使い、あまり穴を開けずに参加できてよかった。
私が聴いたセッションの一覧:
[Day1:Dec. 11]
- [JA]Keynote – Yukihiro “Matz” Matsumoto @yukihiro_matz
Ruby2 * 3 => Ruby3, 2020年, 私は “新しいあたりまえ”を作るのに成功した - [JA]Compiling Ruby scripts – Koichi Sasada @ko1
途中入室, Rubyのコードをコンパイルしてから実行する話 - [JA]Saving people from typos – Yuki Nishijima @yuki24
typoによる時間の消耗を減らしたい, “もしかして?” - [EN]Time flies like an arrow; Fruit flies like a banana: Parsers for Great Good – Hsing-Hui Hsu @SoManyHs
プログラミング言語の文法解析 = Parsers - [EN]DIY (Do-it-Yourself) Testing – Emily Stolfo @estolfo
MongoDB Driversのテスト, 統一性がない, Mongoを使ったアプリケーションを作りやすいように自分たちで作った - [JA]High Performance Template Engine: Guide to optimize your Ruby code – Kohei Suzuki @eagletmt, Takashi Kokubun @k0kubun
“速いhaml”を作る, 時間は無限じゃない, トータルするとhamlは速かった, 挑戦している感じ - [JA]TRICK 2015: The second Transcendental Ruby Imbroglio Contest for RubyKaigi – @mametter & the judges
変態的なコード!!!(褒め言葉)
ひるごはん: 穴子 ばかしあい http://miil.me/p/74cox
[Day2:Dec. 12]
- [JA]Keynote – KOSAKI Motohiro @kosaki
慣れてくると直感でわかるのだけど引き継ぎ出来ない技術 – デバッグ, なんでもないような風にすごいことをしている, プロ/職人 - [JA]The history of testing framework in Ruby – Kouhei Sutou @ktou
テスティングフレームワークの変遷, Ruby-ishなテスト - [EN]Turbo Rails with Rust – Yehuda Katz @wycats, Godfrey Chan @chancancode
String#blank?を速くする, 適切なところでネイティブコードの呼び出し, わかりやすい英語とついていけなかった英語のコントラスト, “ruby has many 機能 エキサイティング”(走り書きが残ってた) - [EN]The worst Ruby codes I’ve seen in my life – Fernando Hamasaki de Amorim @Prodis
酷いコードは世界共通, 酷いコードだったんだよ~ 頑張って直したよ~, 前向きで楽しそう, Teaching is a goot to me. - [JA]Ruby for one day game programming camp for beginners – Ippei Obayashi @_ohai
新歓企画で新入生にゲームプログラミングをやってもらう, One to Oneでつきっきりなの良い, Rubyはおまじない・魔法が少ないので説明しやすい - [EN]Ruby and PostgreSQL, a love story – Franck Verrot @franckverrot
“Happy user”って言い方いいな, ˜\_(ツ)_/˜ - [EN]Building CLI Apps for Everyone – Terence Lee @hone02, zzak @_zzak
“ジェダイ”, Shoes.rb, how to use mruby-cli to build cross-platform apps in Ruby. - [JA]making robot with mruby – Yurie Yamane @yurie
My Best talk, mrubyを使って動くものを作りました, “いい感じの基盤”, すごく楽しそう, 楽しいことを実現するためにコードを書いている, 自分でこれを作りたい-> あれも作りたい, “私にしかできないことがきっとあるはずだ” - [EN/JA]Lightning Talks – LT speakers (JA -> EN interpreters won’t be available)
ひるごはん: 飲み物のような親子丼 http://miil.me/p/74k9r
[Day3:Dec. 13]
- [JA]Ruby Committers vs the World – Ruby committers
- [JA]Writing web application in Ruby – youchan @youchan
フロントエンドをRubyで書きたい, Hobby programing, 趣味のプログラミングでは好きな技術を使いたい, Hyalite(Opalを使う), React.jsっぽいVirtual DOM - [EN]Refinements – the Worst Feature You Ever Loved – Paolo Perrotta @nusco
メタプログラミングRuby, refinmentを引き継がない dynamic scope -> lexical scope - [JA]Discussion on Thread between version 1.8.6 and 2.2.3 – Mayumi EMORI @emorima
100スレッド100プロセス/ 10000スレッドで直面した問題, 監視できなくなったケースについて, 自分で切り開いていく感じ, この発表良かった - [JA]Request and Response – Aaron Patterson @tenderlove
アーロンすごい, 日本語, 風雲たけし城, http2通信を利用した開発, 開発モードの高速化 - [JA]Actor, Thread and me – Masatoshi SEKI @m_seki
Actor Message Ether(Messaging system), デッドロック(誰も止まっていないけどシステムは止まっている)を回避する - [EN]Keynote – Evan Phoenix @evanphx
Ruby2020 How do we get to Ruby 3×3, Day1のmatzのKeynoteへのAnswerのひとつ(だと思う), 難しかった
ひるごはん: 海鮮ひつまぶし http://miil.me/p/74tmx
目標と効果と感想:
正直なところ、RubyKaigi前くらいから何を書いても楽しいと思うことがなくて、休日もPCに近寄りたくなくて、自分がプログラミングを好きなのかどうかもよくわからなってきている状態だった。
RubyKaigiに参加して、面白いと思えるセッションが1つもなかったら、いよいよ私はダメなんじゃないかなと。
なので、今回は技術的な新しい知見を得るのではなく「楽しくプログラミングと向き合っている人」の話を聞きたいなあと思っていた。
楽しくプログラミングしている人の話を聴いた時の自分の心の在り方がどうなるか、これを確認したかった。
結果、ちゃんと会場で、わくわくしている自分がいた。
困難な状況を楽しんでいる人たちをこの目で見ることができて、置かれた状況と自分の好きな気持ちは別のものなんだと気がついた。
ああ、こう書けば解決するのでは?と思い能動的にPCを開いてコードを書いた。(仕事のコードだけど)
純粋に自分のために何かを書きたいなあ。
自分のためのコードを書きたい。
時間を自分のためだけに使うのってとても贅沢なことだ。
ギリギリまで参加を迷っていたのだけれど、参加してよかった。
来年(もう今年)は京都かー。
旅行を兼ねて京都に行けるといいな。