1月25日(水)に行われた、達人プログラマー読書会@札幌に参加しました。
本日が最終回。最後まで参加して、本を読み通す事ができました!(途中2回休んだけど)
最後の2つのセクションが心に響きました。
43. 容赦ないテスト
「早めにテスト、何度もテスト、自動でテスト」
というヒント62に尽きるね、という話になりました。
テストの大切さ、そしてそれがなかなか現場で実践できていない事、今も昔も変わらない。
根本的なところは変わらないけれど、TDDの流れの源流(テストのテストをするための破壊工作など)を感じる部分もありました。
テストそのものよりも、テストデータを作る事が大変な事が多いのだけど、スクリプトを作ればもう少しうまくやれる事が多いのかもしれないという気づきがありました。
44. すべてはドキュメント
いらないドキュメントをたくさん作るのではなく、コードとドキュメントを一体化させる事。
ドキュメントの原本は1つにする事。
マークアップ言語を使えば原本から様々な状況に適したドキュメントを生成できる事。
コードはドキュメントであり、コメントはとても大事な事。
昔、プログラムを始めた頃の自分のコメントは酷かったなあ。
今は、もう少しまともに書けている気がする。でも、まだまだだ。
未来の誰かがソースコードを読んだ時に「?」と引っかかる部分に対するメッセージをコメントとして残しておけるような、そんな書き方がしたい。
「コメントは”何故”を書く、目的やゴールを書く」
忘れないようにする。(ああ、最近TODOコメントが多い・・・)
45. 大きな期待
とてもよいセクションでした。
「達人プログラマ」の”プログラマ”的技術向上の話ではなく、「お客さんと向き合ってものをつくる」という事に対する心構えの話。
「ユーザーの期待をやや上回って、お客さんに嬉しいサプライズを与える」ような仕事がしたい!
アジャイルサムライでも書かれている「期待のマネジメント」について
「特権的な立場ではなく、ユーザーと一緒に作業をすることで期待とその実現方法をお客さんとチーム全体が共有していく」
と書かれていました。
「お客さんと一緒に」仕事をする大切さ。・・・そして難しさ。
読んでいて、ハッとさせられる事が多かったです。
46. 誇りと愛着
達人プログラマは自分の作った物に誇りと愛着を持つ。匿名で逃げてはいけない。
匿名性により、コードに責任を持たなくなり、ソースコードがどんどん酷い事になるプロジェクトを体験した事があります。その時は正直自分も「とりあえず動けばいいや、私に責任はないし」と考えていた事を告白します。
きちんと名前を書いて自分のコードに責任を持つ、責任を持てるコードを書けるようになる事を大切にしていけるプログラマになりたい。
「私はこれを記述した、そしてこの仕事の後ろには私がついている」
それがお客さんに対する品質の保証となれるような達人プログラマ目指して、これからも頑張っていきたいです。
最後に
昨年の7月から開始して計13回。
主催した@onjiro_mohyahyaさん、本当にお疲れさまでした!読了おめでとうございます。
隔週で同じ場所で読書会をやっており、勉強になるところがたくさんありました。
輪読のセンテンスの区切り方はかなり参考にさせていただいていました。
これからも勉強会などなどでお会いすると思いますので、よろしくお願いします!