第21回アジャイルサムライ読書会 @札幌道場 開催

5月22日(火)、第21回アジャイルサムライ読書会 札幌道場を開催しました。
参加者は7名。15章のCI(継続的インテグレーション)について話し合いました。
話が盛り上がって、終了時間をオーバーしてしまいました X(
良い話し合いの時間となっていた事を祈るばかりです。

今回の範囲で「グっときた」ところ

以上だ、諸君!

この言葉をみたとき、ついにここまできたのか・・・という気持ちが大きくなりました。

勉強会として

継続的インテグレーションの大切さからはじまり、継続的インテグレーションを文字通り「継続」させるために必要な事は何かを学びました。
ディスカッションしてみたところ、CIが導入されている環境のプロジェクトに参加している人というのは札幌ではまだまだ少ないようです。
それでも「新しいプラクティスを導入するとしたらCIが一番効果があり、導入の敷居が低いだろう」というところの意見の一致はありました。
実際、Jenkisおじさんによりもたらされる安心感はとてつもないものがあります。
(私の場合、自社の案件に参加している時はたいていCI環境が整備されています)

個人的に、今現在「コミットの単位」に興味がある(気にしている)ので、「15.7 作業単位を小さくする」にはうなづくところが多かったです。
git-svnを使っているのですが、コミットの単位や push(svn dcommit) の単位に慣れない部分も多いので、コミット指針についてのディスカッションはとてもためになりました。

そして、「分散バージョン管理ではかなりコミットの単位が細かくなるよね」という話の流れででてきた

“なぜ、そんなに細かくコミットする必要があるのか?”

という疑問はハッとしました。ちゃんと考えた事がなかったなあ。なぜだろう。
「コーディングのリズム」「レビューしやすい」など色々話にでたけれど
「細かくしたほうが、今何をやっているかを自覚しやすい」という最後に出た言葉が一番しっくりきました。

実際、コミット単位が乱れている時は、自分のタスク管理が乱れているなあと感じます。
あれも、これも、それも、やらないと!となって混乱している状態。
1つの事に集中しきれていないのですね。
きれいな単位でコミットできない時というのはだいたいそうなってる。

「今はこれをやる」とちゃんと決めて、その単位でコミット。
その粒度は細かければ細かいほど、途中で余計な作業を入れずにタスクを完遂できる。

そうだよなあ。コミットの単位を意識すればもっとすっきり集中してコーディングに臨めそうな気がする。

運営の立場で

今回は、ディスカッションが膨らんだにも関わらず、詰め込んでしまった・・・。
終了時間をオーバーしてしまいました。
2回に分けても良かったのかなぁ、でも本の分量的に変なところで次回に持ち越したくなぁ、かといって今のディスカッションも面白いのでこのまま話が盛り上がってほしいなぁ、・・・・という感じで、迷うところが多かったです。
何度やってもこの辺りの配分はカチッと決まる物ではないし、難しいです。
毎回参加している人によって色んな色の読書会が作られていく感じがあるので、ここは迷ったままでいいのかもしれない。

読書会中は @hachiilcane さんからチョコレートの差し入れをいただき美味しくいただきました!
ありがとうございます!(これで長引いた後半を乗り切る事ができました!←実はお腹が鳴っていた)

業務多忙気味とか色々ありそうですが、6月の最終回(予定)を無事に迎えたいと思います!
最終回はやはりみんなでご飯とか行けたら良いな。

今回のディスカッションは以下のページにまとめてあります。
https://github.com/agile-samurai-ja/support/wiki/Readingagilesamuraiinsapporo20120522

いつも会場を提供していただいている弊社、今回もありがとうございます。
次回もよろしくお願いします。

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