4月27日(金)に行われたHokkaido.cap #10 に参加しました。
今回は実践パケット解析学習編・最終回。
参考文献のところに載っている他の解析ツールについて勉強しました。
知らないツールばかりだったので新しい発見がたくさんありました。
様々な解析ツール
パケットを解析することができるツールは、使い方によってはクラッキングツールになる、とても危険な道具です。諸刃の剣。
なので、参考文献に載っているツール群も、ウイルス対策ソフトによって「危険なサイト」としてダウンロードページがブロックされることも多いようです。
たしかに、強力なことができるほど便利だけど、その分、悪用した時にも便利に使えるのですよね。
もちろん、クラッキングツールだけではなく、疑似パケットを作成するパケットジェネレーターや、動かしていると”なんかかっこいい”ツールなどもありました。
標準的なネットワークモニタ
よく使用するネットワークモニタツールとしてtcpdump、Microsoft Network Monitor 3、TCPView、NetworkMinorが紹介されました。tcpdumpはギリギリしっていたけれど、他は使ったことはなかったです。
こういうツールを業務で使うことはあまりないけれど、こういうツールがあると知っておくことは大事だなと思いました。
ネットワークは解析すれば簡単に見える物であるということを忘れないようにしないと。
とても大事なこと
許可なく他人の通信をキャプチャしたらダメ、絶対。 犯罪です。(有線電気通信法、電波法)
また、パケット解析の技術は、トラブルシューティングなどを通じて、自分の経験として身につけることが大事であるという話もありました。
この辺りは「コードを書かないとプログラミングの技術は向上しない」のととても似ているなー。
何事も手を動かして、体験して身につけていく物なのですよね。
CTF
パケット解析を題材にしたクイズにチャレンジしました。北海道で有名なあの人のプライベート写真がゲットできるチャンスです。
張り切って挑戦したものの、Hokkaido.capへの参加が2回空いてしまっていたというのもあり、Wiresharkの使い方をすっかり忘れていました・・・ぐぬぬ・・・
しかし、それでもなんとかそれっぽいキーワードを探して、時間内に画像をゲットすることができました。
最後に答え合わせをしたところ、やっぱり無駄なことをたくさんやっていたなあ。
そして答えの近くでグルグル回っていたなあ。
Wiresharkを使いこなせばもう少し楽にできたところを、力技で解いてしまった感は否めない。
Hokkaido.cap は実践パケット解析が一段落したということで、今後は不定期開催になります。
普段の業務で直接的に使うことはあまりないのだけど、いろんな知識を広げるためにも、また次回参加したいと思います 🙂