第4回アジャイルサムライ読書会 札幌道場を開催しました。
参加者は8名。アジャイルに関わらず、プロジェクトへ取り組む姿勢について考えさせられました。
今回は第4章4.4まで。
自分が実践できそうなこと、実践してみた事がたくさんでてきました。
話し合った内容は、github – agile-samurai-ja / supportのwiki
にまとめてあります。
今回の範囲で「グっときた」ところ
我われはなぜここにいるのか?
君自身が実際に「あなたの顧客」になってみるんだ
読書会として
我われはなぜここにいるのか?
このタイトル、読んでからずっと心に残っています。
何かあるたびに、この言葉を胸の中で繰り返しています。
- 自分はただの「働く駒」なんじゃないか?
- たまたま空いていたからこのメンバーになっただけ?
- 単価が低くて扱いやすいから?
- 仕事だから、とりあえず、働くよ・・・
今まで、プロジェクトにアサインされる時に、こんな気持ちになった事が何度か(も)あります。
(私が自分の置かれている環境の変化に弱い、というのもある)
「我われはなぜここにいるのか?」を聞いた事も説明された事もなかったからだな、と気がつきました。
- 自分がなぜこのプロジェクトに必要なのか
- 自分はプロジェクトに、チームにどうやって貢献していけるか
- どのような技術を人に伝えられるか
- そして何をこのプロジェクトで学びたいか
前回も少し書いたのですが、最近流動的にいろいろなプロジェクトにアサインされている中、プロジェクトのはじめにメンバー全員で上記の事を確認しあうようにしてみました。
チームとしてうまく機能する事、そして何よりメンバーのモチベーションの維持(プロジェクトにいる目的を見失わない)に役立つ事を実感しています。
今回の後半部分「エレベータピッチ」や「パッケージデザイン」は自分が作ったプロダクトに愛着を持てるようになる素敵な方法だなと思いました。前のめりにうねりながら、プロダクトを作るぞというパワーの源になる気がします。
そこで同じ物を、同じ目的を共有する事で「やらない事リスト」が生きていくんだな。と。
今のところ、こういうことは最大でもチームメンバーとしか共有できていませんが、お客さんも巻き込んでいけたらとてもよいプロダクトが世の中にたくさんできるんじゃないかなぁ、と前向きな夢想。
運営の立場で
今日は実践的な内容が多かった事もあり、ディスカッションが活発でした。
運営としても、個人としてもたくさんの考え方を聞く事ができるのはとても貴重です。
wikiのまとめも気になりますが、ディスカッションはディスカッションとしてきちんと参加したいと思います。(ときどき書きながら話をしてしまうのは直したい。)
最後に。会場を提供していただいた弊社に感謝。
ありがとうございます。
今回は弊社メンバーも新しく一人参加しました。
こういういい影響も広がっていくといいな。
次回もよろしくお願いします。