OSC2012Hokkaidoのスタッフをやりました

2012年6月16日(土)に開催されたオープンソースカンファレンス 2012 Hokkaido(OSC2012北海道)に、昨年に引き続き、スタッフとして参加しました。

昨年は会場オペレーションと懇親会を受け持っていたのですが、今年は会場オペレーションの裏番長班長として働きました。
当日のセミナーとかはほとんど見れていないので、他の方々のブログを読むのを楽しみにしています。
展示会場も盛り上がっていたし、いいセッションもたくさんあったようで、よかった 🙂
ということで、今回のブログはセミナーの感想というよりは、完全にスタッフサイドからの感想文になります。

スタッフとしてのOSC(1年ぶり2回目)

今年、OSCのキックオフに参加して「会場オペレーションの班長」に任命されてから、絶対にやろうと思っていたことが2つ、ありました。

  1. 今までスタッフとして参加していなかった人が気軽にスタッフをできるような窓口を作りたい
  2. 8トラックあるOSCの全部屋にスタッフをきちんと配置してみたい

OSCを盛り上げたい、よいイベントにしたいという気持ちは大前提としてあったのですが、個人的に上記2つをちゃんとしたいなというのが今年の目標でした。

今までスタッフとして参加していなかった人が気軽にスタッフをできるような窓口を作りたい

これは、自分がスタッフとしてイベントに関わるようになるまでのことや、関われるようになってからずっと考えていたことです。
「スタッフをやってみたい」「お手伝いしてみたい」「何か役に立ちたい」という話はたくさん聞いていたし、自分もスタッフをやりたいと思った動機は「何かを手伝いたい」というものでした。
でも、スタッフって簡単に手を上げてよいものじゃないだろうなあというものすごい敷居の高さがありました。
周りにスタッフ経験者が多かったこともあり、「半端な気持ちじゃ関われない、そっちの方が申し訳ない感じになる」という尻込みがすごくあったのを覚えています。
どうしても仕事以外の時間もたくさん使うことになるし、周りの協力がないとなかなかアサインできません。
(実際、私も今の会社に転職して余裕ができたのでスタッフに手をあげることができました。)

スタッフをやってから気がついたことは、最初から最後まで全部準備するだけがスタッフじゃないということなんですよね。
当日に荷物を運んだり、誘導してくれたり、困っている人を連れて来てくれたり、そういう人もとっても必要で、たくさんの人がいてこそ、イベントって成り立っているんだなあと。
そして「良いイベントにしよう」と、力を貸してくれる人はたくさんいて。

だから、きちんと「気軽にスタッフをできるような仕組み」「スタッフをやってみるきっかけ」を作れないかなあ。と。
「参加者としても、スタッフとしても楽しめる」機会を作れないかなあ。と。

ぼんやりと考えていたときに会場オペレーションの班長になったので、ああ、もう、これは、そういう仕組みを私が試しに作ってみよう。と決めたのでした。

そこで、今回は公募という形で、自分が担当する仕事に力を貸してくれる人を募集しました。
結果、たくさんの人がRTや告知をしてくれたこともあり、18人もの人が手を上げてくれました。ほんとうにありがとうございます。

当日お会いしたスタッフは、皆さんやる気に満ちあふれていて、しっかりと任務を遂行してくれました。
最後に「やってみたかったのだけど、今まで窓口がわからなくて。」「スタッフをやることができてよかったです」という感想をいただけたのはとても嬉しかったです。ありがとう。

自分のやり方のまずさや、運営の反省点もたっくさんありましたが、「スタッフ公募」「入りやすい入り口」「きっかけ」という土台を(うーん、土台まではいかないな、土壌かな)作ることができていたらいいなあ。
「参加者としても、スタッフとしても楽しめる」という点はどうだったんだろう、楽しんでもらえたかな。

スタッフに興味のある人が入りやすい入り口の一つとして、来年以降も定着していったら良いなあと思います。

今回の一連の準備などのノウハウは、わりとまとめて資料にできているので、同じような形でスタッフを募集してみたいという人がいれば、何かの力になれるかもしれません。

8トラックあるOSCの全部屋にスタッフをきちんと配置してみたい

こちらは完全に運営サイドの視点でのお話です。
今年のOSC2012北海道の参加者は660人を超えました。
北海道で一番大きいIT系のイベントになっている、と思います。
これからどうなっていくのだろうという気持ちのなかで、一回「8トラックあるOSCの全部屋にしっかりシフトを組んでスタッフをきちんと配置したらどうなるか」という実績を残しておきたいなあというのがありました。

部屋担当者というのは、いないならいないでイベントは回ると思うのです。特にOSCの場合は20人規模の小さな部屋も多いので、廊下に1人いれば充分な時間帯もあると思います。
イベントの運営として、そこにリソースを割くことは必要なのか、不要なのか、まずはやってみてからじゃないかな。と。
スタッフの協力、当日スタッフの皆さんのおかげで、今年はそれを実現することができました。
番長である私がどこの部屋も担当せず、運営本部をおくことができたことで、余裕を持ってセミナー会場の状況を把握することができました。
自分としては、やっぱり各部屋にスタッフがいることは大事だなあ、安心だなあって思いました。
もちろん、セミナー会場の担当だけがOSCのお仕事ではないですし、全体のバランスもある。
ただまあ、そういう経験を積むことができたので、そこから来年以降にフィードバックできるものは大きいのかなあって思う。

自分としては20人近い人をまとめたことなんて、仕事でも経験がないので、超緊張しました X(
フォローしてくれた皆様、本当にありがとうございます。

みなさんにありがとうを

「ありがとう」は書いていくと、本当にきりがないのですが、この場を借りて。

参加した皆様、楽しんでいただけましたか? 休日にも関わらず1日を過ごしに来てくれてありがとうございました。

当日スタッフの皆様、手を上げてくれて、そして、バリバリ働いてくれてありがとうございました。

ぬまたさん、今年は本当にこき使いました。ぬまたさんいなかったら大変なことになってました。

やまきさん、本当に本当にお疲れさまでした。ゆっくり寝てください。

おのです、実行委員長、セミナー発表、LT、懇親会までお疲れさま。肉チャーのLT良かったよ。

わかこさん、いつも気にかけてくれて本当にありがとう。

母、母は、母だった。心強かった。

ささきさん、影で見守りつつ、ちゃんとフォローを入れてくれてさすがでした。

さわださん、相談に乗ってくれてありがとうございました。つぶれないよう気をかけれくれて感謝しています。

ムラ様、忙しい中お疲れさまでした。ラーメンいきましょう、ラーメン。

個人的に飲みに行ったりしたときに、話を聞いてくれたみんな、ありがとう。

うーん、やっぱり、書ききれないですね。
関わった全ての皆様に感謝をこめて。

非常に私的な感想文になってしまいましたが、これをもって記事を終わりにしたいと思います。

One comment:

  1. 僕はしつこい性格なので何度もしつこく言いますけど、オム子が事前にしっかりした設計と周囲に対する気遣いのおかげで、なにも心配することなく仕事ができました。たのしかった。ありがとう!!

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