2011年7月2日(土)、Ruby勉強会@札幌-18に参加しました。
何度か参加申請はしていたのですが、参加は初めて。緊張です。
勉強会
自己紹介
「近所から来ました。」が、迷いました。
緊張していたのに時間ギリギリ。
東区民センターに別館があるだなんて知らなかった…。
読み合わせ
はじめてのRubyをみんなで読み進めていく。
本にのっているソースコードを自分でプログラムして確かめながらでもついていけるペースでありがたかった。
以下、自分の中で「!!」となった発見項目。
- rubyにおいて偽とはnil, false だけ
- すべてのオブジェクトは真
オブジェクトに「真偽」がある。 - 論理積と論理和の評価結果はオペランドのいずれかを返す、true/falseが返ってくるわけではない
これが一番の「!」でした。だからrubyはああいうコードを書くのだなぁ。 - 短絡評価をするので副作用の発生に注意
うむうむ。自分は評価の中ではなるべく副作用を発生させない方が良いと思っている - 範囲演算子は便利だなぁ
クックパッドさんのお話
東京からお越しくださった、クックパッドの井原さん、館野さんの発表がありました。
クックパッドのものづくり@井原さん
一番自分のメモが多かった発表。クックパッドの中の人達がどのようにものづくりに取り組んでいるか、貴重なお話を聞くことができました。
以下、心に残ったキーワード
- 世界で一番エンジニアが働きたい会社にする、世界で一番技術を生かして成果を出す会社にする
- Good is the Enemy of Great
- 利用者が画面を見てインターフェースを理解しようとする時間は最大2秒
- ヘルプやFAQを読ませない
- 無料Webサービスでもいくらの価値があるか考える
お金を払ってでも使いたいサービスが無料ではじめて使われる - 開発現場 – すごいなあああああ(ってメモってた)
広い机とモニタ大事だよね - 新しい技術を取り入れる際の判断基準は?(質疑応答)
- 最終的には今あるものでできるのであれば今あるもので
- 明らかなメリットがない場合、抱えるものが増える
- どうしてもそれを上回る価値がある場合に導入する
- やってみる、数値をだす(具体的に)
自分に厳しく、アグレッシブに、貪欲に、ものをつくっている素敵な会社だなと思いました。
継続的インテグレーション@館野さん
「仕事で継続的インテグレーションやってる人?」という質問にそっと後ろの同僚を確認してから手を上げたのが私です。
(継続的インテグレーションって、CIのコトカー!)
日々、Jenkinsさんにはお世話になっており、効果も感じていたので、頷きながら話を聞いていました。
以下、自分の中での発見項目。
- 実地で体験してみないと理解しがたい
- コミットがちゃんと動く安心感
これは日々感じている。コミットに自信が持てる - テストを実行する「くせ」
これも日々感じている。テストへの意識が変わった。 - テストの価値を伝えるところからCIまでいきました
2ヶ月テストだけ書く期間 – これはすごい
CIやってるプロジェクトに入れてよかったなぁ。
プロジェクトの設定はなんとか出来るんだけど、最初のサーバの設置は未知の領域だなぁ。ほんとにサクっとできるのかなぁ。と思って聞いていました。
クックパッド様にはお土産にエコバッグをいただきました。ありがとうございました!
一般発表
自分のライブラリをgemに登録する方法@h_hiro
意外にサクッとできるものなのですね。
「機能と関係なくみんな好きな名前をつけているからライブラリ名はあまりかぶらない文化」なるほどなー。
ruby1.9.3の変更点@mrkn
これは便利かもと思ったもの
- Module#private_constant で定数の可視性を変更できるようになった
- Time#strftimeに書式%:z,%::z 追加
- warn-indent:true 不正インデントを警告してくれるマジックコメント
mrknさんのコミットしたものがたくさん反映されていてすごいなーと思った。
感想
とても楽しかったです!
「ひとりじゃ出来ないけどこういう場所に参加したらできるよね」という、自分にとっての勉強会の醍醐味を改めて感じることができました。
(ひとりだとなかなか、本を読み進められないもので…)
あと、やっぱり、芋場ほしい!!
(ネット環境がないほうが集中できるかもしれないけど :-P)